成長戦争の一節

----自分が、母親であること以外、妻であること、娘であること、女であることを忘れていた-----

この一節に胸が突き刺さる。

わたしもまさにそうだったと。

子育てが大変すぎたあの頃。

本当にもうまったく夫や両親の状態や気持ち、はおろか、存在さえあやふやなくらい。したがって、まったく気遣いもなかった。

それでも見捨てず、また受け入れてくれている夫や両親に愛情を感じる。

そして、そんな頃の自分と同じような状況にある人にどうか、自分ほど頑張りすぎて追い詰めないように。周りの人も、腫れ物に触るようにうまく接してあげて欲しいとか、何か少しでも自分も力になれたら、って思う。