登下校は道草を
次女がかなりの不機嫌なので、外に出たくなってめずらしく夜のお散歩。雨が降ってなくて良かった。
のんびり歩いていると水路の脇にタンポポやら小さな草花や雑草たち。
かわいくて可憐で。たくましくて。
子供の頃は登下校の時、こうやって毎日癒されていたんだな。
そうすると、娘達はずっと都会暮らしで。そんな風に学校で嫌なことがあっても持ち帰らざるを得ないのかもな。
なんだか申し訳ない気がしてくる。
私の父は、東京に住んでいたのに、子供を育てるために田舎にわざわざ引っ越したというのに。
いやいや、子育てにおいても、都会にだって田舎にはないいいところたくさんあった。
学校の帰りに商店街の豚カツ屋さんが、『暑いでしょ?!』って麦茶をくれたり、カギを忘れてマンションの下でぼんやりしてたら、隣の人が自販機でジュース買ってくれたとか。田舎だとみんな車でビュンビュン走っててそんなの見ちゃいないだろう。
田舎ってどんなんだったっけ?
あまりに帰らなくて想像の世界になりつつあるな。
久しぶりに帰省しよう。